大腸がんとは

大腸(結腸・直腸)にできる悪性腫瘍の総称です。正常な粘膜から直接発生するほか、大腸ポリープががんへと変化して発生することもあります。なお、近親者に大腸がん患者がいる場合、発症リスクが上昇すると言われています。
大腸がんは、常にがんによる死亡原因の上位を占める疾患です。特に初期の段階では自覚症状に乏しく、進行していることに気づかないケースも多いので注意が必要です。
症状
早期大腸がんには、自覚症状がないことがほとんどです。しかし、進行してがんが大きくなると、以下のような症状が起きます。
腹部の痛みや不快感、貧血、血便・下血、残便感、便秘・下痢 など
原因
正確な原因は明確ではありませんが、主に以下の要素が誘因となっている可能性が指摘されています。
加齢、生活習慣(食生活、過度な飲酒、喫煙など)、遺伝 など