異常なしでも不調が続く方へ

「体がだるい」「冷えがつらい」「眠りが浅い」クリニックで検査を受けたけれど特に問題は見つからず、つらい症状だけが残ってしまう。そのようなご経験はないでしょうか?西洋医学では診断がつきにくい症状や、お薬だけでは改善しにくい慢性的な不調に対して、漢方は力を発揮する場合があります。
箕面市・箕面萱野駅のながい内科循環器内科クリニックでは、保険診療の範囲内で漢方薬を処方しています。漢方は特別な治療ではなく、日々の体調管理や体質改善にも役立つ身近な医療です。原因のはっきりしない不調にお悩みの方、西洋医学の治療と併せて漢方を試してみたい方は、お気軽にご相談ください。
当院の漢方内科の特徴
保険適用で漢方を処方
当院で処方する漢方薬はすべて保険適用です。自費診療ではないため、経済的な負担を気にせず治療を始めることができます。「漢方に興味はあるけれど費用面が心配」という方にも安心して受診していただけます。漢方が初めての方も、まずはお気軽にご相談ください。漢方薬についての疑問や不安にも丁寧にお答えいたします。
専門医が体質を見極めて処方
漢方では同じ症状であっても、患者様の体質や体力、生活環境によって選ぶ処方が変わります。当院では総合内科専門医が問診を通じてお体の状態を把握し、お一人おひとりに合った漢方薬を選びます。漢方独自の体質判断である「証(しょう)」の考え方をもとに、その方に適した処方を検討いたします。
西洋医学と漢方の併用
漢方だけですべての症状に対応できるわけではありません。当院では西洋医学の検査や治療を軸にしながら、漢方を補助的に組み合わせるアプローチを大切にしています。血液検査やエコー検査でお体の状態を客観的に確認したうえで、必要に応じて漢方を加えることで、より多角的に症状の改善を目指します。現在、他のお薬を服用中の方も、飲み合わせを確認しながら漢方を併用できる場合がありますのでご相談ください。
他の診療科との連携
当院には循環器専門医、糖尿病専門医、消化器内視鏡専門医も在籍しています。漢方内科の受診をきっかけに他の疾患が見つかった場合でも、院内で速やかに対応できる体制です。反対に、生活習慣病や循環器疾患の治療中に、冷えや倦怠感といった漢方が得意とする症状が出てきた場合には、治療に漢方を加えるといった柔軟な対応も行っています。
漢方が得意とする症状
漢方は、検査で原因が特定しにくい不調や、慢性的に続く体の不具合に対して効果が期待できます。以下のような症状でお悩みの方は、漢方治療の対象となる可能性があります。
- 冷え性、手足の冷え
- 慢性的な疲労感、だるさ
- 肩こり、頭痛、腰痛
- 不眠、眠りが浅い
- 食欲不振、胃腸の不調
- めまい、ふらつき
- 不安感、イライラ、気分の落ち込み
- 便秘、下痢を繰り返す
- 月経痛、月経不順、月経前症候群(PMS)
- 更年期に伴う不調(のぼせ、発汗など)
- 花粉症、アレルギー性鼻炎
- 風邪を引きやすい、体力が落ちた など
上記はあくまで一例です。「こんな症状に漢方は使えるの?」と思われた方も、遠慮なくお尋ねください。
漢方の考え方
「未病」へのアプローチ
漢方には「未病(みびょう)」という考え方があります。これは、病名がつくほどではないけれど体が何らかの不調を訴えている状態を指す言葉です。肩こりや冷え、倦怠感、不眠などがこれにあたります。西洋医学では「異常なし」で終わってしまうこうした段階にも、漢方は積極的に働きかけ、体のバランスを整えることで症状の改善や将来の病気の予防につなげていきます。「何となく調子が悪い」と感じた段階で早めに対処することが、漢方の大切な考え方です。
症状の根本に目を向ける
西洋医学が特定の症状そのものに対処するのに対して、漢方はその症状を生み出している体の状態全体に目を向けます。例えば、同じ頭痛でも「冷えからくるもの」と「ストレスによる緊張からくるもの」では処方が異なります。根本にある体質の偏りを整えることで、複数の不調が同時に改善に向かうケースもあります。「頭痛の治療をしていたら便秘も楽になった」という例は珍しくありません。
漢方薬についてのご案内
漢方薬の飲み方
当院で処方するのは、エキス製剤と呼ばれる顆粒タイプの漢方薬です。基本的にはお湯に溶かして服用していただきますが、飲みにくい場合はそのまま水で飲んでいただいても構いません。味や香りが苦手な方には、服用しやすくなる工夫をお伝えしています。服用のタイミングや回数はお薬ごとに異なりますので、処方時に詳しくご説明いたします。
効果が出るまでの期間
漢方薬の中には、風邪の引き始めや筋肉のこわばりなどに対して比較的早く効くものもあれば、体質改善のようにじっくり時間をかけて効果を発揮するものもあります。一般的には2~4週間を目安にまず服用していただき、経過をみながら処方内容を調整していきます。焦らず続けていくことが大切です。
漢方内科受診の流れ
漢方内科の受診では、まず問診でお体の状態を詳しくおうかがいします。現在の症状はもちろん、普段の食事や睡眠の質、冷えの有無、ストレスの状況、体力の程度など、生活全般について幅広くお聞きすることがあります。これは漢方の処方を決めるうえで重要な手がかりとなるためです。
必要に応じて血液検査などの西洋医学的な検査も行い、他の病気が隠れていないか確認したうえで漢方薬の処方を検討します。服用開始後は定期的に受診していただき、症状の変化に合わせてお薬の種類や量をきめ細かく見直していきます。体質や症状に合った漢方が見つかると、日々の体調に良い変化を感じていただけることが多くあります。まずは一度、お気軽にご相談ください。